嘉手納町役場レリーフ制作

今回、嘉手納町様よりレリーフの依頼があり、(故)梶山静六先生、島田晴雄先生、岡本行夫先生、3氏のレリーフを制作しました。
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(故)梶山静六先生 島田晴雄先生 岡本行夫先生

通常レリーフというとブロンズ像がメジャーかもしれませんが、実物ブロンズでは重さ約40㎏となります。しかし、FRPの場合重さ約1.5kgとなり、価格も約3分の1程度となります。見た目にはブロンズ像となんら変わりません。

●制作工程
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①原始的ではありますが、発砲スチロールで荒々の型を作り油土でディティールを作ります。
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②油土の原型へ剥離剤を塗布し表面に石膏にて型をとります。石膏から再度剥離剤を塗布し、FRP樹脂を貼り付けていきます。
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③FRP樹脂が完全に硬化したら研磨し仕上げていきます。
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④本体を土台へつけメッキ調塗料で吹付け塗装を行いました。(アサヒペン、メッキ調スプレー 銅色)